NHKの朝ドラ『わろてんか』でヒロインを演じ、国民的女優になった葵わかなさん。今も、テレビドラマ・映画・CMに大活躍しています。
葵わかなさんは可愛らしい見た目と違って、とても「気が強い」といわれます。そう言われるのはなぜなのでしょう。それは子供の頃からの性格なんでしょうか。
また、葵わかなさんは『わろてんか』の撮影中「くっさんリスト」のお陰で「刺激的なアレ」にハマったそうです。「くっさんリスト」とは?「刺激的なアレ」とはなんでしょうか?確認してみましょう。
子供の頃から気が強い?
葵わかなさん「気が強い」と言われるエピソード
NHKの朝ドラ『わろてんか』で、吉本興業をモデルとした<北村笑店>の創業社長を演じた葵わかなさん。社長というからには、気が強くなければ務まらないでしょうが、演じている葵わかなさん自身「気が強い」と言われます。本当でしょうか。
実は、葵わかなさん自ら自分は「気が強い」と語っています。それが、2018年8月に出演したフジテレビのバラエティ番組『ダウンタウンなう』。出演者はダウンタウンの他に、坂上忍さんと、女優の夏菜さん。当時、葵わかなさんは20歳と5日のホヤホヤの新成人。ビールを飲みながらぶっちゃけトークをしていました。
過酷といわれる朝ドラ撮影の実態とは…。
『ダウンタウンなう』葵わかな、夏菜の変顔対決 松本人志も「やりすぎ!」と爆笑 | しらべぇhttps://t.co/XnBsNgdfPs @sirabee_news #ダウンタウンなう #本音でハシゴ酒 #葵わかな pic.twitter.com/k2WaRg2Emf— ニュースサイトしらべぇ【公式】 (@sirabee_news) August 2, 2018
葵わかなさんは、朝ドラ『わろてんか』に主演したときの状況を聞かれて「学校とかでも率先して委員長とかやっちゃうタイプなので、任されている感じがすごく嬉しくて、張り切っちゃって、結構楽しかった」と語っています。
葵わかなさんと同じく、朝ドラ『純と愛』でヒロインを演じていた夏菜さんは「視聴率20%取れないと大人は誰も褒めてくれない」と、辛くて「酒まみれ」になるほどプレッシャーだったそうです。
それに対し、葵わかなさんはこう言っています「私は、19で(朝ドラヒロインに)なったし、何も知らかかったし、分かんなかったから、プレッシャーって何?みたいな感じだった」。朝ドラ主演にプレッシャーを感じないとは、確かに「気が強い」と言われるのも分かります。
坂上忍さんから「お友達とかいるんですか?」と問われ、「あんまりいないです」と答えた葵わかなさん。その後のトークで、友達が少ない理由が明らかになります。「苦手な女性のタイプ」の問いに、「私が結構、気が強くて、貫きたいタイプなので、いろんな話に合わせちゃう人に対しては、『私は、あなたの話が聞きたいんですけど』と思っちゃいますね」と答えています。
葵わかなさん自身、自分が「気が強い」と自覚しているようです。この発言に、松本人志さんからは「君が友達できない理由が分かる。ちょっと面倒くさい感じ」と言われてしまった葵わかなさん。「面倒くさい」とはよく言われるそうです。
そして話は恋愛トークに。葵わかなさんは、男性に「俺について来い」と言われると、「え?何でですか?」と思うということ。そこにいた出演者からは「怖!」の声。恋愛対象の男性に対しても「気が強い」性格は変わらないようです。
気が強いのは子供の頃から?
『ダウンタウンなう』でも「学校とかでも率先して委員長とかやっちゃうタイプなので」と言っていおり、子供の頃から気が強いタイプだったのは間違いないでしょう。
『クランクイン!』のインタビューでは、自身の高校時代を振り返って、「私自身も真面目な、いわゆる学級委員タイプでした。」と言っています。「先生に怒られたこともないですし、友達と授業をサボった経験も1度もありません。制服のスカートを折って短くしたこともありません」と話していることからも、真面目で意志の強い子であったことが分かります。
そのインタビューでは、真面目に頑張っていた理由をこう話しています。「分からないことがあるとすごく嫌だった。“正解”が欲しかったんです。生き方に関しても学校に関しても、勉強でも演技でも、全部に正解を求めていました。」
葵わかなさんの「気の強さ」の原点は、「生き方に関しても学校に関しても、勉強でも演技でも」“正解”を求める真面目さから来ているように思います。
「くっさんリスト」の「刺激的なアレ」とは?
そんな気が強い、葵わかなさんを虜にした「くっさんリスト」の「刺激的なアレ」とはなんでしょうか?これは、2018年7月放送の『人生最高レストラン』で紹介されたものです。
『人生最高レストラン』は、毎回1組のゲストが「人生で最高に美味しかった一品」をエピソードとともに紹介する番組で、この日は葵わかなさんがゲストでした。
葵わかなさんがヒロインを務めたNHKの朝ドラ『わろてんか』は、NHK大阪の製作です。葵わかなさんは、大阪で初めての一人暮らしを体験。その大阪で印象に残った料理として、最初に紹介されたのが、「刺激的なアレ」と題したものでした。
NHK大阪スタッフの中で一番の美食家といわれる、持ち道具(ドラマなどで使用する持ち物を調達・製作する美術スタッフ)担当の楠(くすのき)さん。この人が、葵わかなさんに渡したのが、大阪にある美味しい店のリスト、通称「くっさんリスト」です。
このリストは歴代の朝ドラ女優に渡しているもので、店名、電話番号の他、定休日、おすすめメニュー、徒歩圏内かタクシーか、といった情報が一覧になっていました。
そのリストの中で、葵わかなさんが気に入ったのが、大阪・天神橋筋商店街の近くにある韓国料理店『たまいち』。撮影が忙しくなる前は週に2回は通っていたそうです。葵わかなさんは、韓国料理が大好きで、韓国料理の中では、本当はスンドゥブが好き。でも、この店では「サムギョプサル」が凄い美味しいと力説しています。
夜ご飯です。韓国料理好きなんです!とっても食べたい気持ちになりまして、今度友達と韓国料理食べに行く約束していたのですがフライングで食べてしまいました😜 pic.twitter.com/P59ozqgnmH
— 葵わかな (@AoiWakana0630) April 27, 2017
葵わかなさんは、以前ツイッターでも「韓国料理好きなんです!」と公言しており、動画に写っているのは「スンドゥブチゲ」のようです。その葵わかなさんが「凄い美味しい」と紹介していた『たまいち』の「サムギョプサル」は、豚肉が凄く柔らかく、ちゃんと食べごたえがある厚さ。「お店の人が焼いてくれて、いつも美味しい物が食べられる」「ニンニクが凄く良くて」「ネギサラダが超美味しい」と大絶賛でした。
その後、VTRで楠さん登場。リストを作った目的について、「朝ドラは長丁場になるんで、根を詰めてくると滅入ってくる。美味しいものを食べて、緊張をほぐしてもらいたい」と話していました。
画面には実際の「くっさんリスト」も写り、おすすめメニューの項目に「サムギョプサル」の文字がありました。葵わかなさんは、これを見て注文して大好きになったのでしょう。葵わかなさんを虜にした「刺激的なアレ」とは『たまいち』の「サムギョプサル」のことでした。
まとめ
- 葵わかなさんは『ダウンタウンなう』という番組で自らを「気が強くて、貫きたいタイプ」と言っている。
- 気が強いというのは子供の頃からで、「率先して委員長とかやっちゃうタイプ」だそう。高校時代は何に対しても”正解”を求めていたと振り返っている。
- 「くっさんリスト」とはNHK大阪の美食家、楠さんが作ったおすすめの店のリスト。その中で葵わかなさんのお気に入りだったのが韓国料理店『たまいち』の「サムギョプサル」。「刺激的なアレ」としてテレビで紹介されていた。
10ヶ月にわたる朝ドラの撮影。しかも慣れない大阪での初めての一人暮らし。いくら葵わかなさんが「気が強い」といっても、それだけでは乗り越えられないと思います。「くっさんリスト」の楠さんなど、NHK大阪のスタッフの優しさがあったので、「結構楽しかった」と振り返られる撮影期間になったのでしょう。
朝ドラヒロインを立派に務めあげ、どんどん成長していく葵わかなさん。これからの活躍が楽しみです。
以上、「葵わかな 子供の頃から気が強い?くっさんリストの刺激的なアレとは?」でした