女優の吉岡里帆さん、朝ドラ『あさが来た』で可愛らしい「メガネっ娘」で話題になり、ブレイク。その後も多くの映画やドラマ、CMで活躍。2019年も『パラレルワールド・ラブストーリー』『ホットギミック ガールミーツボーイ』『見えない目撃者』と3本の映画に出演しています。
写真のように、ショートボブの髪型が似合う吉岡里帆さんですが、テレビでエクステを付けて出演したときに、賛否の声があがりました。どんな反応だったのでしょう。
また、吉岡里帆さんは、女優としてブレイクする前、「大津プリンスホテル」でアルバイトをしましたが、女優として再度訪れたときは思わす「泣きそう」だったとか。どのような心境だったか。早速、確認してみましょう。
吉岡里帆さんのエクステに賛否の声
『笑ってこらえて』のエクステの反響
吉岡里帆さんは、2018年10月に『笑ってこらえて』のスペシャルゲストとして登場しました。この番組の冒頭は、他の出演者が「スペシャルゲストは誰か?」を当てるクイズ。ヒントとして一般の人がゲストに持っているのイメージなどが紹介されます。その中で「ショートヘアーのほうがやっぱり、いいね」という男性の声もありました。その日も吉岡里帆さんはショートボブヘアー。その男性の期待通りでした。
吉岡里帆さんは、スペシャルゲストだけでなく、「本人のたっての希望」ということで「ダーツの旅」のレポーターとして参加。「ダーツの旅」とは、日本地図にダーツを投げて、当たった場所に行き、地元の人達とふれあいながら、取材をするというものです。
今回の行き先は、長崎県野母崎町(のもざきちょう)。取材のVTRで、吉岡里帆さんはロングヘアーで登場。スタジオ内では「髪の毛が…」という驚きの声があがりました。
ネット上でも、吉岡里帆さんのロングヘアーに多くの人が反応しました。
笑ってコラえて
の吉岡里帆
エクステつけてて
髪の毛ロングなってて
めっちゃ可愛いくなってるくない?(^^; pic.twitter.com/4zegfOn3Mv— 車椅子系男子y (@kurumaisudansiY) October 10, 2018
吉岡里帆ちゃんエクステかな??
かっわいい、、、
吉岡里帆ちゃんになりたい、、、— まる。 (@hawks_kk4) July 8, 2019
このような「かわいい」という反応が多く投稿される中、違和感を覚えるという人もいました。
芸能人が付けるような高級であろうエクステでもやっぱり違和感は拭えない。昔はなんであんなに付けたかったんだろ…#吉岡里帆#エクステ pic.twitter.com/pYJb3wEBnd
— ぽえーんぐんまけん (@hot_hot_hotcake) October 10, 2018
事前の番宣CMのときからちらっと映るだけでも思ってたけど、「笑ってこらえて」VTR中の吉岡里帆さんのエクステが看過できない程めちゃめちゃな付け毛感醸し出してるのは何だろな。スタジオではいつものボブヘアだし。 pic.twitter.com/aI5diDNKjF
— やまもと妹子 (@yama_imo208) October 10, 2018
エクステを付けているのが明らかに分かる状態だったので、気になった人も多いようです。
始球式でもエクステ
吉岡里帆さんは、2019年7月に、東京ドームで、人生初の始球式に挑戦しました。そのときにもエクステを付けて来たそうです。その姿にも違和感を感じる人の投稿がありました。
これ昨日の始球式のときの写真なのだけど、いまショートのはずの吉岡里帆がわざわざエクステつけてロングくるくるポニーテールにしてるのめちゃもやっときた…「野球の始球式に求められてる女の子像」というか…可愛いんだけどさ、伝わりますでしょうかこのもやもや…。 pic.twitter.com/FZOy36gZyu
— 沙波 (@sawawa_ch7) July 9, 2019
エクステを付けてポニーテールで始球式に登場した吉岡里帆さんに、「野球の始球式に求められてる女の子像」を感じて「もやもや」したというもの。吉岡里帆さん自身、「野球の始球式に求められている女の子」を意識して役作りをしているのかも知れません。
吉岡里帆さんは、『笑ってこらえて』でも、「女優が映画の宣伝のためにゲスト出演しました」という雰囲気ではなく、きちんとレポートしようという姿勢が伝わってきました。始球式でエクステを付けたのも、自分に求められているものに真剣に向き合おうとする、吉岡里帆さんの思いによるものではないでしょうか。
大津プリンスホテルで「泣きそう」
アルバイトを掛け持ちして夜行バスで東京へ
いまや人気女優の吉岡里帆さんですが、女優として成功する前には、かなりの苦労をしてきたことが知られています。吉岡里帆さんは、音楽バラエティー番組『チカラウタ』に出演したときに、ブレイク前のことを話しています。京都の太秦(うずまさ)出身の吉岡里帆さん。京都で大学に通いながら、アルバイトを4件も掛け持ちし、週末は、オーディションを受けに東京へ行くという生活を5年間続けたそうです。
お金がないこともあったが、「ここで新幹線にのったらハングリー(精神)が消えちゃう」と、東京への往復は夜行バスを利用。行きのバスは「希望がいっぱいで、絶対いいことがあるさ」と意気揚々だったが、帰りは「いっぱい反省して」「自分はすごい間違いを犯しているんではないか」と思い、眠れずにずっと外の景色を見ていたそうです。吉岡里帆さんは当時の事を「迷いとか、不安とか、焦りとかいっぱいあった時期」と振り返っています。
大津プリンスホテル凱旋で「泣きそう」
夜行バスで東京へ通っていた時期、カフェ、居酒屋の厨房、歯科助手、など様々なところでアルバイトをしていたという吉岡里帆さん。東京へ出てくる前の1年間、上京資金を貯めるために「大津プリンスホテル」でもアルバイトしていました。「大津プリンスホテル」は正式名称「びわ湖大津プリンスホテル」。その名の通り、びわ湖を眺望できるリゾートホテルです。
NHKの朝ドラ『あさが来た』出演でブレイクした吉岡里帆さん。仕事で「大津プリンスホテル」を訪れることになりました。
「大津プリンスホテル」での接客を通して仕込まれた「人を楽しませるための気遣い、気配り、おもてなし」「この3つは、今でも役者をやるうえで大事なことです」と語る吉岡里帆さん。仕事を仕込んでくれた、ホテルのスタッフらに温かく迎えられ「泣きそう」だったそうです。
夜行バスの窓から、夜の工場の明かりを見て、「今も仕事をしている人がいる」「まだ頑張れる」と決意を新たにしていたという吉岡里帆さん。仕事で新幹線に乗るようになり、「仕事が加速したら見る景色がこんなに変わるんだ」と涙したそうです。「明るくて、景色が早くて」「ずっと見ちゃう」と、昼間に新幹線に乗るのが好きだと言っています。
まとめ
- バラエティー『笑ってこらえて』では、吉岡里帆さんは、ロングヘアーのエクステを付けてレポートした。ロングのエクステ姿に、ネット上では「可愛くなってる」という好意的な意見と「違和感を感じる」という否定的な意見があった。
- 東京ドームの始球式でも、吉岡里帆さんはエクステを付けて登場。「野球の始球式に求められてる女の子」として始球式に出るのも、吉岡里帆の真剣な姿勢からくるものではないか。
- 吉岡里帆さんは、女優としてブレイクする前、アルバイトを掛け持ちしながら、京都から東京まで夜行バスで通うという生活を5年間続けていた。
- 「大津プリンスホテル」でアルバイトしていた吉岡里帆さん。『あさが来た』出演でブレイク後に仕事で「大津プリンスホテル」を訪れた際、仕事を仕込んでくれたスタッフに暖かく迎えられ「泣きそう」だった。
夜行バスで東京へ通っていた時、「なにか面白いものを作ろう」「一緒に頑張ってきた同い年の子と、またプロになって会いたい」という夢が彼女を支えていたといいます。夢がかなった今でも、すべての仕事に一生懸命な吉岡里帆さん。5年間、夜行バスで東京へ通った時の気持ちを持ち続けているのでしょう。
以上『吉岡里帆のエクステに賛否!大津プリンスホテルで「泣きそう」』でした。